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投稿日:2026年07月06日
五十肩について

皆さん、「五十肩」という言葉を一度は聞いたことがあると思います。中には、実際に五十肩になった経験のある方もおられるかもしれません。私も50歳代ですが、これまでに2回ほど五十肩と思われる症状を経験し、特別な治療を受けることなく数か月で自然に改善しました。
今回は、「五十肩」とはどのような病気なのかを、できるだけ分かりやすく箇条書きにしてみます。
・40~60歳代に多くみられる、肩の痛みと動かしにくさを特徴とする病気
・外傷などの明らかな原因がないことが多い(無理な姿勢や軽い打撲がきっかけになることはあります)
・画像検査では明らかな異常が認められないことが多い
・肩関節周囲に炎症が生じ、その後、関節包(関節を包む袋)が硬く縮むことで肩の動きが制限される(拘縮)と考えられている
・多くは自然に改善するが、一部では可動域制限(拘縮)が残ることがある
・糖尿病患者さんでは発症しやすく(約10~30%)、治りにくい傾向がある

一般的に五十肩は、急性期(安静時痛・運動時痛・夜間痛)、慢性期(可動域制限)、回復期という経過をたどり、多くは2年以内に改善するとされています。
急性期の痛みに対しては、原則として安静を保ち、消炎鎮痛薬による治療を行います。夜間痛が強い場合には、ステロイド内服が有効なこともあります。また、必要に応じて超音波ガイド下での注射治療を行います。
慢性期には、可動域訓練(自主訓練を含む)を中心に治療を進めます。改善が十分でない場合には、局所麻酔下で行う徒手的関節授動術や、全身麻酔下で行う関節鏡視下関節授動術を検討することもあります。
ただし、肩の痛みの原因は五十肩だけではありません。腱板断裂や石灰沈着性腱炎など、他の病気が隠れていることもあります。まずはレントゲン検査や超音波検査などで原因を確認することが大切です。肩の痛みが続く場合には、早めに整形外科を受診してください。
気になることがあれば、お気軽にご相談ください。
岡本 春平

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