特定行為研修修了看護師より

投稿日：2025年04月16日

特定行為に係る看護師の研修制度は、医師の働き方改革もあり、保健師助産師看護師法に位置付けられた研修制度で、２０１５年１０月から開始されました。特定行為とは、医師の判断を待たずに、手順書により一定の診療の補助を行う事です。看護師が手順書により行う場合には、実践的な理解力、思考力及び判断力並びに高度かつ専門的な知識及び技術が必要とされます。現在、認められている特定行為は２１区分３８行為あります。２５０時間の基礎勉強後、選択した区分別の勉強を行い、筆記試験と実技試験をクリアし、修了証が交付されます。２０２３年６月より働きながら南砺市民病院で研修を受講し、栄養及び水分管理に係わる薬剤投与関連・創傷管理関連・血糖コントロールに係る薬剤投与関連の３区分５行為を修了しました。現在、患者さんやスタッフから相談を受け、外来や病棟でタイムリーにケアを提供できる為、早期に患者さんの苦痛軽減が可能となりました。傷や血糖値でお困りの事があれば気軽に相談してください。

糖尿病看護特定看護師・病棟主任じょうこうじ