TOPページ  リハビリテーション科  歩行補助具の役割と支持基底面


投稿日:2025年09月17日


歩行補助具は、病気や怪我など様々な要因によって歩行が困難になったり、不安定になった際に歩行の補助をするための道具です。主に、杖や歩行器のことであり、支持基底面を広げたり下肢への負荷量軽減の役割を持っています。下図のように直立している場合は、接点の外縁を結んだ赤線の範囲が支持基底面となります。立位保持をしている時は、この範囲に重心が置かれていることになります。この範囲から重心が出たときに、足が出なかったりすると転倒してしまうことになります。歩行の際にふらついたり、足に痛みがあるような方の転倒予防には、歩行補助具の使用が有効的です。杖や歩行器を使用することで支持基底面を広げたり、下肢への負担軽減の役割をしてくれます。

 

 

歩行補助具を使用した時に、どのくらい支持基底面が増えるのかは、下図の通りです。杖は、ある程度歩行の安定性がある方が使用されるので、拡大される範囲は狭いですが、歩行器は杖に比べ範囲が拡大し、両手で使用するため安定性も向上します。どちらも転倒予防に効果的ですが、使い方や介助方法を誤ると効果を十分に発揮できません。そのため、正しい使い方を知っておく必要があります。

 

             『杖の場合』

 

             『歩行器の場合』

 

リハビリテーション科 はらこ、いしだ

 







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